会頭ご挨拶

笹原洋二

第9回日本免疫不全・自己炎症学会総会・学術集会 会頭
東北大学大学院医学系研究科 発生・発達医学講座小児病態学分野 准教授
東北大学病院小児腫瘍科 特命教授







 第9回日本免疫不全・自己炎症学会総会・学術集会を、2026年2月14・15日(土・日)に仙台国際センターを現地会場としてハイブリット開催させて頂くこととなりました。

 本会は小児科および成人診療科の先生方が会して先天性免疫異常症を幅広く学び、研究と臨床が融合した最前線の知見を共有し、今後の課題を議論することを目的としております。今回は特に、先天性免疫異常症を全人的な疾患として考え、免疫学の枠を超えた疾患の理解、最新の病因や治療の研究成果、血液・腫瘍性疾患との病態関連、新生児マス・スクリーニングの現況と課題、移行期医療のあり方について議論する機会を企画しております。これらの成果を患者さんに還元するとともに、この分野で活躍する診療医と研究者、および次世代の先生方が診療分野の枠を超えて語り合える学会にしたく、本会のテーマを「免疫学と診療分野の垣根を越えて」と致しました。

 冬の仙台は雪がほとんどなく、都心から約1時間半の新幹線や各地からの空の便も多くアクセス良好です。東北・仙台の味覚や風情も楽しんで頂けますよう、多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。

2025年7月吉日